2015/8/22(Sat)@山梨・河口湖 Zing

“ご馳走”は青空のもと大勢で囲む食卓

2015年8月22日、よく晴れた土曜日。
東京の喧騒から離れ、のんびりとした時間が流れる河口湖の湖畔にあるスマイルズの社員別荘ZINGにて「おいしい教室~ご馳走のじかん~」を開講。

社員別荘ZINGは、スマイルズ社員が古民家をリノベーションして作り上げた空間。今回は、「みんなでみんなのためにご馳走をつくる」ことを通じて、参加者の皆さんと一緒に「ご馳走って何?」を考えました。

参加者全員の「ご馳走の記憶」をたどる

おにぎりとスープを食べながら、参加者20名全員の「ご馳走エピソード」を添えた自己紹介からスタート。

「実家に帰省したときにいつも父が作ってくれる料理」「家族で行ったキャンプでの飯盒炊飯」「祖母が焼いてくれるおせんべい」…それぞれに素敵なご馳走エピソードを披露していただき、大いに盛り上がりました。
スマイルズ代表の遠山正道、フードプランナー桑折敦子、ゲスト講師としてお招きしたフラワークリエイションチームmimosaの伊藤さん、保坂さんも「ご馳走エピソード」を披露。
“自分にとってのご馳走の記憶”を たどる、そんな時間もみなさんにとって有意義な時間だったようです。

全員でご馳走づくり。4つの班に分かれてワークショップ開始

今回は、「みんなでみんなのためにご馳走をつくる」ということで、4つの班に分かれてワークショップ開始。遠山正道が率いるのは「オニオングラタン班」

班員全員で20個の玉葱を千切りにし、じっくり炒めること約1時間。玉葱の甘みと旨味が溶け出して、おいしいベースが出来上がり。仕上げはマグから溢れるほどチーズを山盛りに。薪焼きの釜に入れチーズに焼き色が付いたら完成。


桑折敦子が率いるのは「薪焼き料理班」
強い日差しの下、火を熾すための枝拾いからスタート。

炭を熾し、釜戸の中の火力を調整しながら、新鮮なとうもろこしや茄子、バゲット、お肉など次々に焼いていきます。バゲットはこんがりと焼き色とともにほのかに薪の香りを纏い、とうもろこしは味噌だまりを塗って焼くだけ。素材の美味しさをより引き立てる料理です。


デザートを担当するのは、スマイルズの須山率いる「ティラミス班」
イタリアの星付レストランで修業をしていた須山が、ティラミスにまつわる話をしながら、本場の伝統的な味を再現。

ご馳走に欠かせなりテーブルコーディネート班は、フラワークリエイションチームmimosaのお二人が班長。
mimosaさんが持ってきてくださったお花たちに加えて、ZINGの周辺を散歩しながら草花を摘み、それらもフラワーアレンジメントに使用。

各班、チームワークよく着々と作業をすすめ、時には別の班を手伝いにいったりしながら参加者同士がとても楽しそうに「ご馳走の準備」をしていたのが印象的でした。


いよいよ「ご馳走のじかん」スタート。

ワークショップをスタートしてから約3時間、少し陽が傾き始めた16時。
全員でテーブルセッティングを仕上げて、遠山の掛け声のもと「カンパイ!」

乾杯するころには、初めて会った人たちばかりとは思えないほど、みなさんとても打ち解けていて、いろんなお話をしながら、楽しい宴がスタートしました。

photo by yocco


「ご馳走って何?」
それは、誰かのことを想って作る料理。とっておきの場所で食べる食事。大勢で囲む食卓。
参加者それぞれの「ご馳走」のカタチがあり、「ご馳走のじかん」をみなさんと共有することで少しでも“おいしくて幸せな時間”が広がっていけば幸いです。

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