母のお手伝いをすることが好きでした

あけましておめでとうございます。

小さい頃から、
母のお手伝いをすることが好きでした。
学校から帰ると、焼きたてのパンや、コーヒーのマーブルケーキが焼きあがっていて、
嬉しくて友達をたくさん家に呼びました。
母の作るお菓子やご飯が大好きで私もよく一緒に台所に立ったものでした。
私も、母に喜んでもらいたかった。

高校は自然と調理師の学校へ進み、食への知識を深めました。
学校の最寄りの駅にある、ずっとずっと気になっていた、スープストックトーキョー。
高校生の私にはちょっぴり贅沢だったけれど、勇気を出して、初めて食べた「東京ボルシチ」は、母のシチューとは全く違う食べ物で、衝撃的な出会いでした。
純粋に、おいしかった。

卒業間近、スープストックトーキョーでのアルバイトを決めました。今年で丸八年になります。
社員になったのは、当時店長だった方に憧れて、
私もこんな大人になりたいと思ったから。
ただ楽しく働いていたあの頃とは少し違うけれど、店長として一人ひとりの成長を喜んだり、
時には叱ってくれるパートナーさんがいたり。
これまで何百人のパートナーさんと出会い、
卒業を見送って来ましたが、
思い返すと大変という言葉なんかより、
やっぱり楽しかった、そんな8年だったと思います。

ルミネ立川店は、おかげさまで毎年たくさんのギフトのご注文を承ります。
今年も皆さまから受け取ったたくさんの想いを、一つ一つ丁寧にお届けしてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。