商品のひみつ産地だより
東北3県のこだわり食材でスープを作りました。
今回の取り組みは私たちの元に届いた1通のメールからはじまりました。
3・11東日本大震災の被災地である岩手・宮城・福島の特産品を使ったスープを作り、イベントに来た参加者のみなさんに味わっていただく。1杯のスープを通して、生産者の想いをもっと知ってもらえたら、前を向く東北の元気を感じてもらえたら、それはきっと心に鮮明に残っていくはず。
復興庁とのコラボレーションで、生産者の想いとスープストックトーキョーの想いを重ね、特別なスープをつくることに決めました。
目にも鮮やか、みずみずしさも甘みも食感も抜群。キャベツ、ポロ葱、白菜、人参、メークイン、どれをとってもスープの中で際立つ野菜たちです。
どうぞじっくりお楽しみください。そして、機会があったらぜひ東北の産地を訪ねてみてください。
【釜石産ホタテと郡山野菜のクリームスープ】
岩手県釜石市で採れたホタテと、福島県郡山(こおりやま)ブランドのポロ葱・キャベツを使ったスープです。バターで炒めると旨味が増すポロ葱と冬甘菜(ふゆかんな)と名付けられた煮込むと甘くなるキャベツを、ホタテと合わせてミルクで仕上げた優しい味わいです。
宮城県女川(おながわ)町の名産・さんまと、福島県郡山(こおりやま)ブランドの人参・白菜を使ったトマトシチューです。さんまのすり身を香辛料と合わせてフライパンで焼き付け、旨味の詰まった野菜と煮込みます。さんまの旨味がトマトの酸味とスパイスの香りに溶け込み、食欲をそそる具沢山の一品です。