Soup Friends
Soup Friends Vol.90 / 野宮真貴さん
シンガーとしてのデビュー前に、会社員時代があったと伺いました。
ご自身で「自分」を信じていらしたんですね。
そうですね。当時、音楽もファッションもがらっと変わった時代だったんです。ニューウェーブに出会った瞬間に「私はこれだ!」と思いました。縁あって、会社を辞めてついにデビューをした後も現実は厳しくて、いまひとつデビューアルバムが売れなかったんですね。当時はCMソングのボーカルや他のアーティストさんのバックボーカルなどをして、とにかく音楽の近くに自分の身を置こうとしていました。そんな中、ピチカート・ファイヴのレコーディング現場に出向いたことがきっかけで、レコーディングやツアーに参加するようになり、後に3代目メインボーカルへ。紆余曲折ありましたが、とにかく自分が自分の味方であるように心がけてきました。