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スープの集い~アートから生まれたスープ編~レポート

11月はじめ、Soup Stock Tokyo Members(公式アプリ/EC会員様)の皆さまをお呼びしての交流会「スープの集い」を開催しました。「スープの集い」とは、私たちとMembersの皆さんで、スタッフとお客さまという垣根を超え、共にテーブルを囲ませていただく会。
会の中では様々な切り口からスープストックトーキョーのウラガワも知っていただける会でもあります。

今回は“アートから生まれたスープ編”と題して開催。
予想を上回る応募の中から約20名の方をご招待し開催いたしました。

開催場所となったのは東京都・目黒区にあるスープストックトーキョー本社。この場所から様々な企画や商品が生まれます。


続々と集まってくるMembersの皆さん。テーブルにいるスタッフとの会話を楽しみながら会のはじまりを待ちます。もちろん待っている間も、スープの話題で持ち切りです。

会の始まりはSoup Stock Tokyoの秋の定番、「アートから生まれたスープ」に関するトークセッション。
スープの誕生秘話から、私たちならではのこだわりまで幅広くお伝えしていきます。

今回はこのアートから生まれたスープの企画全般に携わっている上村さんをお呼びしてお話をお伺いしました。


(写真)デザイン室 マネージャーの上村。スープストックトーキョーのクリエイティブを一手に担っています。

私たちは自分たちのスープを、ひとつの「作品」だと考えています。ですから、料理として素材にこだわり手間隙をかけることはもちろん、インスピレーションを何から得るのかも、とても大切にしています。「アート」もその一つです。絵に込められたストーリーやアーティストの人生、文化的背景や、芸術的挑戦を丁寧に読み解きスープに込めていきます。

「この玉葱でゴッホはどんなスープを食べていたのだろう?」そんな想像がこのスープのはじまりです。その時代の食文化の背景、ゴッホがどんな生活をしていたのか、どんな性格だったのかを丁読み解きました。当時一緒に進めていた美術館のキュレーターの方とお話をしていく中で気づかされたこともたくさんありましたね。

私たちが「アートから生まれたスープ」に対して考えていること、そしてそのスープを通じて皆さんと共感したかったこと。普段なかなか言葉にして伝えていないことも皆さんにお伝えできる機会になりました。

商品開発を担う青田からは、紹介したスープづくりにまつわる「ちょっとした知恵」を紹介。今回は、「ゴッホの玉葱のスープ」にも、「フェルメールの”牛乳を注ぐ女”のスープ」にも使われている食材である「パン」の使い方でした。すぐにご自宅で試していただける内容で、Membersの皆さんもうんうんと頷きながらお話を聞いてくださいました。

最後は皆さんで「ゴッホの玉葱のスープ」、「フェルメールの“牛乳を注ぐ女”のスープ」の2種類を試食。もちろんスープのお供はおなじみの「白胡麻ご飯」。
富山県のとなみ野農協さんから送られたこしひかりの新米を一足先にご用意させていただきました。
Membersの皆さんもスタッフも、同じスープを囲みながら話す食卓にはたくさんの笑顔が溢れていました。

私たちスープストックトーキョーは、スープ店でありながら「ただのスープ店」ではなく、スープという料理を入り口に、互いの感性や考え方に共感しつながる「共感のネットワーク」をつくりたいという思いで出来たブランドです。

この日、お集まりいただいたMembersの皆さまと一緒に食卓を囲む時間が、初めましてとは思えないほど、互いに打ち解けあうことができたのは、まさに、そんな思いを象徴する関係だったからかもしれません。


友人のように一つの食卓を囲い、話し合い、笑い会える集い。会が終わり日常に戻っても、ふとお互いの顔や声を思い出し、また会いたいと思える。そんな「スープの集い」をこれからも定期的に開催していきます。

次回のスープの集いもお楽しみに。

【スープの集いに関するお申込みについて】
スープの集いはSoup Stock Tokyo 公式アプリからお申込みいただけます。
定期的に応募を受け付けておりますので、ぜひ奮ってお申込みください。
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