
Soup Friends
Curry Friends 特別編 / ホフディラン・小宮山雄飛 さん
──まず今日はカレーについてお話を伺うということで、私たちのカレーをご用意しました。Soup Stock Tokyo(以下、SST)のカレー、召し上がったことはありますか?
──このカレーは、かつてSSTに「トマトの無水スープ」というトマトの水分だけで作るスープがあったんですが、ある日、それを煮詰めてスパイスを加えてみたら「あれ?おいしいカレーになった!」というきっかけから生まれたんです。スープとカレーってすごく似てるんですよね。
──SSTも実はカレーが30種類近くあるんですが、インド風もあれば、タイ風、スリランカ風…、一皿ごとに味も全く違いますし、中にはラタトゥイユや麻婆豆腐をヒントに生まれたカレーなんていう変わり種もあるんです。

──確かにカレーにはいろんな可能性がありますよね。これまで数々の名店の一皿を味わってきた一方で、レシピ本を出版するほどカレー作りもプロ級。そこまで小宮山さんを魅了する“カレーの魅力”って何ですか?
──新しいレシピ本はどのような内容になっていますか?
──中でも印象的なレシピはありますか?
──ミュージシャンとして活躍される小宮山さんですが、食への追求が音楽活動に影響を与えることはありますか?

──確かに、すごく似ていますね。
──SSTのワークショップ「おいしい教室」でも、以前そんな回がありました。「こんな時にこんな人と食べたいカレー」とテーマを決めて、そのテーマに合った食材やスパイスを組み合わせて行って。実際「クーラーの壊れた日に食べるカレー」「おじいちゃんと孫と食べるカレー」とか様々で、最後にみんなで試食するんですけど、どれも納得の味。音楽だったら例えば「クローブは香りがしっかりしてるからベースっぽいね」とか「軽快にするためにこのスパイス入れました」とか、色々と広がりそうですね。
発売:2017年6月9日(金)定価:本体1,600円+税 出版:主婦と生活社
各所から絶賛いただいた小宮山雄飛初のカレーレシピ本「旨い! 家カレー」から早1年。満を持して、今年も小宮山雄飛がカレーレシピ本を出版します!NHK「趣味の園芸 やさいの時間」で話題となった〈旬のやさいカレー〉全レシピに加え、新たなオリジナルレシピも掲載!また特別対談企画ではトータス松本さんをゲストに迎え『ミュージシャンにカレー好きが多い理由』『スパイス愛について』など真剣対談!コラムではレシピ考案のコツや「やさいの時間」の裏話まで収録、読み物としても楽しいまったく新しいレシピ本です。