1971年東京生まれ。落語家。9歳の頃より落語を始め1987年3月、中学卒業後、祖父である五代目柳家小さんに入門。1994年、戦後最年少の22歳で真打昇進。古典落語はもとより、劇作家などによる新作落語にも意欲的に取り組んでいる。着物と座布団という古典落語の伝統を守りつつも、近年では47都道府県落語などを洋服と椅子という現代スタイルで口演する同時代落語にも挑戦し、落語の新しい未来を切り拓く旗手として注目の存在である。他ジャンルからのオファーも多く、番組の司会やナビゲーター・俳優としても活躍中。著書「柳家花緑と落語を観よう」(岩崎書店)や花緑初主演の舞台「南の島に雪が降る」のDVDも好評発売中。