1940年、東京生まれ。東京大学文学部卒。TBS(東京放送)を経て国立西洋美術館に勤務。1970-72年、西ドイツ(当時)政府給費留学生としてミュンヘンに留学。帰国後、西洋美術館に復帰。1979年、同館を辞し、成城大学文芸学部に勤務、2011年3月、同大学を定年退職し、現在同大学名誉教授、県立広島美術館長。主な専攻領域は近代の西洋美術、特に印象派から象徴主義、アール・ヌーヴォーなどにいたる19世紀後半の美術。[主な著書]「新西洋美術史」(西村書店)、「アール・ヌーヴォーとアール・デコ:甦る黄金時代」(小学館)、「もっと知りたいミュシャ」、「キリスト教絵画の見方」(以上東京美術)、「交響する美術」(小学館)、「ゴッホを旅する」(論創社)ほか。