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お店のひみつ
私たちの店舗デザイン
また、「この場所に調和し、永く愛されてほしい」という願いをデザインに込めているため、一つとして同じ店はありません。
ここでどんな風に過ごしていただきたいか、実現したいシーンを丁寧に思い描き、それらをデザインに落とし込むことで、1店舗ごとに個性を持った店づくりを行っています。
そこに暮らすお客様や働くスタッフが愛着を持てる店舗空間を大切にしています。
例えば中野店
地元に愛されることを目指した、地域密着型の路面店舗です。
オフィスや住宅が混在し、年齢層もさまざまなお客さまが訪れるこの場所で、飽きの来ない、長く愛着を持っていただける空間を目指しました。
手触り感のある素材を生かしたシンプルな内装に、ちょっとした遊び心や、こだわりの詰まった目を引くディテールのオリジナルの家具を配置することで、来る度に新たな気付きを得られる工夫を施しています。
例えば、店内で使われているガラスの一部には、古い建物からリサイクルした型ガラスが利用されています。取り壊される建物のガラスに魅力を感じたスタッフが建物オーナーに自らかけ合い引き取らせてもらった一部を大切に再利用しました。どこか懐かしい風合いを持つ古ガラスを、店内でぜひ見つけてみてください。
また、路面店ならではの、自然光をたっぷりと感じていただける長所を活かし、あえて照明は控えめに設計しました。柔らかく温かい光に包まれながら自分と向き合い、スープを楽しむ中で、お客さまが「私だけのお気に入り」を見つけてくださることを願っています。
例えば、星が丘テラス店
家族連れのお客さまが多い立地で、ファミリーでも安心して快適にくつろげ、癒される空間を目指した郊外型の店舗です。
広々とした店内はベビーカーでも入りやすく、お子さま連れのお客さまがリラックスしてお食事を楽しめるよう、ボックスシートやベンチシートを充実させました。
木をふんだんに使い、自然光を取り入れた明るく清潔感のあるインテリアは、Soup Stock Tokyoのナチュラルでフレンドリーな一面を表しています。
また、冷凍スープ等の物販商品もゆっくりと選んでいただけるよう、広いスペースをご用意しました。ご家族で楽しみながらじっくりとご家庭用のスープを選んでいただけます。
例えば、新百合丘オーパ店
駅ビルの中、バスロータリーに面した場所にある地域密着型の店舗です。
「百合ヶ丘(新百合ヶ丘)」という地名にちなみ、たくさん、という意味も持つ「百」という字に想いを込めて、百の味や人、想い、笑顔に出会うことができる場所、人々の心を温める「街のともしび」のような存在になりたいと考えデザインしました。
バスターミナルを明るく照らす「百の布のともしび照明」が柔らかい光で包み込んでくれるような空間です。
周囲の地名である「麻生」「柿生」にちなんだ素材のセレクトなど、新百合丘の街にインスピレーションをもらいながら作り上げた店舗です。
街の中の大切な居場所を目指して
Soup Stock Tokyoでは、この他にもオフィス街にある店舗や、コンパクトなフードコート型店舗など、立地に合わせたさまざまなデザインの店舗を展開しています。
共通しているのは、店舗での体験をより印象的で魅力的なものにするためにその土地に合わせて丁寧にシーンを描き、デザインしていることです。
訪れるお客様にとって「私のお気に入りの場所」となり、日々の暮らしの中でたくさんのスープを楽しむシーンが生まれることを願いながら、一つひとつの空間を作り上げています。