商品のひみつ

「東京」の「ボルシチ」なんです

「ボルシチ」は、ビーツを使うことが多い一品です。深い赤、弾けるピンク、爽やかな朱と色鮮やかなイメージがあるかもしれませんが、私たちのボルシチは、飴色になるまで炒めた玉葱を使った洋食仕立て。最後の一口までおいしくついついご飯がすすんでしまう、創業当時から多くのお客さまに愛されているSoup Stock Tokyo不動の人気メニューです。

飴色のボルシチ、その理由

「東京ボルシチ」は、大きめのお肉や野菜だけでなく、実は玉葱もひそかな主役です。じっくりと玉葱を炒めてうまれるとろみは、のちに濃厚な甘みになります。
自然なとろみと甘さは、玉葱を手間ひまと時間をかけて炒めるからこそ。玉葱のジューシーな甘味がスープの土台となり、具材のお肉や野菜をよりおいしくします。

実はそれが、東京生まれ・東京育ちの創業者が、両親と初めて外食で食べた「思い出の味」なのです。

ボルシチという名前は、ボル(=赤カブのビーツ)+シチ(=キャベツ入りのスープ)からのようですが、私たちが開発したボルシチには、実はどちらも入っていません。
それなのにボルシチと名乗っていいものだろうか、という議論になり、東京を付けた「東京ボルシチ」として創業当初からお出ししています。

じっくりと時間をかけるからこそ

具材がごろごろ、素材の味や食感をたっぷり楽しめるのが「食べるスープ」の醍醐味です。

ほろほろと口の中でほどけつつ、大切に噛みしめたい「東京ボルシチ」の牛肉は、時間をかけて丁寧に仕込みます。
旨味が染み出ただしと肉のそれぞれに分けられ、飴色になるまでじっくりと炒められた玉葱や香味野菜、煮込んだだしと再び合わせ、じゃがいもやにんじんを加えれば「東京ボルシチ」の出来上がりです。

隠し味は「〇〇」です

隠し味を明かすと、驚かれることが多いのですが、実は日本の代表的な調味料である「醤油」がおいしさの隠し味。

「ボルシチ」はまだまだ日々の食卓では出番の少ない料理のひとつ。すこし遠かった存在も、日々の料理に馴染む「醤油」を組み合わせたら、なんだかぐっと近い存在になりました。
そんなふうに私たちらしさを加えた、「東京」のボルシチをお楽しみください。

●東京ボルシチ

じっくりと炒めた玉葱のジューシーな甘みと牛肉のおいしさが溢れる、洋食仕立ての飴色のスープです。レモンとヨーグルトを添えて、すっきりと仕上げました。

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