沢山の素材を大切に使いながら、出来るだけ多くのお客さまにお召し上がりいただけるように、そして出来るだけ余りが出ないように計画しながら。
それでも、どうしても売れ残りは出てしまいます。
近年、ヨーロッパの国々でも廃棄食品への対策が進んでいます。フランスでは、スーパーでの食料廃棄を禁止する法律ができ、デンマークでは、賞味期限切れ食品専門スーパーがオープン。ドイツでも、食べきれない料理を他の人とシェアするフードシェアリングの運動が年々浸透してきています。
私たちも少しずつではありますが、取り組みを進めていきたいと思い、数年前より不定期でアウトレットセットの販売を始めました。賞味期限が近づいてきた(それでも1か月以上はあります)商品を、商品の原材料や輸送費など最低限のご料金だけをいただいて、販売いたします。
生産者をはじめ、スープづくりに携わるたくさんの方々の手間隙は捨てられません。
おいしく召し上がってくださる方の元へ、届きますように。
まずはできることから。スープストックトーキョーは未来へ「おいしい」を繋いでいくために、さまざまな取り組みをしていきます。